【MHW】属性値に上限は必要だったのか

はじめに

まず、今作の属性の仕様を再確認します

基本属性値*1

(表示属性値*スキル乗算補正*笛旋律補正+スキル加算補正)*耐龍の装衣補正

※ここで元の属性値の1.3倍より大きい値にはならない

実際に計算に用いられる属性値

小数点以下四捨五入(基本属性値*会心撃【属性】補正*強属性ビン補正/10)

 

一度確認したところで本題に入る

属性値の上限のは本当に必要だったのか

直近作のMHXと比較してみる

属性値は原則としてMHW表記とする*2

MHX:〇属性攻撃強化+2で1.1倍+6、W属性強化は1.2倍+6

属性値 MHX-属性2 MHX-W属性 MHW-属性5 MHW-上限
90 150 160   120(117)
120 190 200   160(156)
150 220 240   200(195)
180 250 270   230(234)
210 290 310   270(273)
240 320 340   310(312)
270 350 380   350(351)
300 390 420   390
330 420 450   430(429)
360 450 490   470(468)
390 480 520   510(507)
420 520 560   550(546)
450 550 600   590(585)
480 580 630   620(624)
510 620 670 660(661) 660(663)
540 650 700 690(694) 700(702)
570 680 740 730(727) 740(741)
600 720 780 760 780

 こうなっている。

属性値270を超えたあたりでようやくMHX仕様のWじゃないほうを上回れる

逆に200を下回る様であれば、恩恵は薄くなる

 

だが一度考えてみてほしい

過去作で、一度でもクソほど低い属性値の武器の属性値を強化して運用したことがあったであろうか?

自分ならばそういった武器は双剣であろうが片手剣であろうが物理が高い場合はそちら優先して強化し、属性の強化はスキルに悩んだ場合のみに留めておく

W属性に関してはMHXのTAでそこまで採用されているケースは見た感じではそんなにないため今回は無視するもののする

何が言いたいかというと属性の上限があること自体には何も問題はない

何が問題か

個人的に問題視すべきだと思っているのは次のことだ

  1. 属性値が低すぎるがために属性特化の武器にも並物理微妙属性となってしまっている武器が多いこと
  2. 高属性の武器だと逆に装飾品5つ消費は重すぎるということ

1に関しては根本的な見直しが必要だが、2に関してはγ装備が解決してくれる可能性が高い

また、ホーリーセーバーをMHXとMHWで比較すれば物理属性ともに抑えられているという事実は一目瞭然だ。

MHWホーリーセーバーは斬れ味こそいっちょまえだが属性値はMHXのオーダーレイピアLv2*3と同等である、物理に至ってはホーリーセーバーLv5*4と比べると30も下がっている

言いたいこと

今作は完全に武器性能の調整に失敗している

無属性強化も、属性値の上限も決して悪いものではない

ただ属性武器の設定値がなさけないだけなのだ*5

*1:剣斧の強属性ビンや会心撃などの特殊な補正がない状態での属性実数値

*2:MHXのものを10かけたもの

*3:下位武器

*4:MHXにおける最終強化

*5:超絶一門とか超絶一門とか超絶一門とかレイ=ホロウコラムとか